眼が見えないことへの不安を、
見える喜びに変えるお手伝いを

この度、様々な良縁があり、ゆかり豊かな倉敷の地で開院させて頂くことができました。
これまで、地域の基幹病院にて、15年間修行させて頂き、様々な貴重な経験いたしました。
診察技術や手術技術を磨き、掛け替えのない濃密な時間を過ごし、医師として成長を実感する充実した日々でした。
私を育てて頂いた先輩、後輩、スタッフの方々には感謝の一言では語り尽くせない思いがあります。
伝統ある医療文化、患者様を大切に思う心、医師として患者様に向き合う上で大切な心構えなど、患者様を診る志も数多く学び、医療技術と患者様の心のケア両面をしっかり鍛えて頂きました。
多くの患者様を治療・手術させて頂き、眼が見えないことへの不安を、見える喜びに変えるお手伝いができたことは誇りに思っています。
しかし、せっかく患者様と良好な関係が築けても、病状が落ち着いたら近医の先生方に今後の治療をお願いしなければいけない、急性期病院の立場であるため、長期のお付き合いができず寂しい思いもありました。これからは、倉敷の眼科医療を地域の立場から支え、これまでの経験を糧に、皆様に良い恩返しが出来るよう、精一杯頑張らせて頂きます。
当院を受診された患者様が、少しでも幸せになれるお手伝いができるよう、真摯に診療を行うことが私の使命と考えております。
当院にて患者様と末永く歩んでいけることを、切に願っております。