花粉症と初期療法
2026.01.29
例年、2月も中旬を過ぎると花粉症で目のかゆみを訴えて受診される患者さんが増えてきます。そこで今回は花粉症対策として、初期療法と、目のかゆみに効く塗り薬について眼科専門医の立場からお伝えしたいと思います。
■花粉症の初期療法
花粉症の初期療法とは、花粉の飛散前からお薬の内服や点眼を始める治療法のことです。
症状が現れたらお薬を服用するというイメージがありますが、花粉症治療の指針となる「鼻アレルギー診療ガイドライン」においても提案されている治療法です。
初期療法で期待できる効果
1,症状が出る時期が遅くなる
2,症状のピークが軽くなる

服用の開始時期は花粉が飛散する2週間前が目安とされています。
例年、倉敷では2月中旬頃から飛散しますので、2月上旬に受診し、お薬の服用を開始すると良いでしょう。当院も内服薬を処方していますので、例年花粉症でお困りの方はご相談ください。
■目のかゆみに効く塗り薬
目のかゆみには点眼を使用する方が多いと思いますが、2024年にアレジオン眼瞼クリームが発売されました。巷では「塗る目薬」という呼ばれ方もしている塗り薬で、1日1回まぶた(目の周り)に塗ることで目や目の周囲の皮膚のかゆみを抑える効果が期待できます。
他にもかゆみが強い方にはステロイド点眼を一時的に使用して症状を抑える方法もあります。(ステロイド点眼を使用する場合は眼圧の確認と管理が大切なので医師の指示に従って使用しましょう)
花粉症の治療では、自分に合ったお薬を使用する事が重要で、薬を変えると症状が軽くなったり、あるいは効き目が感じづらくなったりします。
当院は点眼薬はもちろん、内服薬も処方していますので、例年花粉症でお困りの方はお気軽にご相談ください。



